Developer Summit 2016 (デブサミ)に行ってきた 〜2日目〜
■前置き
気になったセッションの感想など雑多な感じに書いています。(一部のセッションだけ)
あくまで個人の意見です。
■強いチームの作り方
【資料公開】強いチームの作り方(デブサミ2016版) | Ryuzee.com
今回のデブサミの中で一番共感できたし聞きに行って良かったと思った話。
自分たちのチームへの改善のヒントがいくつも出てきました。
一部を抜粋して紹介します。
フィードバックサイクルは製品だけではなく、組織運営も同じ
→強いチームの特徴は「続けられること」
多数決はよくない
→少数派が何回も重なる人はどうしても反感を持ってしまう(ハンターハンター3巻より)
→そういう時は5本指を使うと良い
- 0 = この時点で決定を行うこと自体に反対
- 1 = 重大な問題がある。そのまま決定したらアクションを起こす
- 2 = 問題がある。もっと話し合いをしたい
- 3 = 良いと思わないが自分はそれでも構わない
- 4 = 良いので協力する
- 5 = 素晴らしいので自分が実行のリーダーになっても良い
この考え方は結構使える気がしたので、自分のチームでも採用してみようと思った。
チームのスキルを見える化すると良い
ただし、それを評価に使うことだけはやっちゃダメ!
その時点で見える化した効果がなくなる(ちゃんとできなくなる)
組織構造はアーキテクチャに影響を与える
→マイクロサービスアーキテクチャなどは特にそんな感じ
おまけ
発表の後に「オフショアとのチームの作り方」について相談にいったが、やっぱりうまくやるためには、「同じ場所で働いてみる」or「ブラックボックス化して扱う」のどちらかに振り切った方が良いとのこと。
確かに自分のこの5ヶ月ほどのオフショア経験から考えると納得がいく。
■鳥肌必至のニューラルネットワークによる近未来の画像認識技術を体験し、IoTの知られざるパワーを知る
デモ中心で面白かった。
TensorFlowとIMAGENETを使って簡単に画像認識を作った話。
また、NeutralTalk2に関しては、iPhoneのカメラでうつったものをリアルタイムに文章で説明するという動画が紹介されていてすごかった。
日本オラクルの方の話なので、もちろんOracleクラウドの紹介があったわけだが、感心したのは、下記の2点。
特に二つ目は、AWSやAzureがまだ手を出していない部分ですねー。
そのうち他のクラウドも同じことが実現されるでしょうか。
■そろそろ俺たちの本気を見せてやるぜ!~ マイクロソフトとOSSごった煮 DevOps 衝撃デモシリーズ!
自分が参加したセッションの中では一番盛り上がってました。牛尾さんが冒頭で「Are you ready?」と絶叫してましたw
デモの内容も面白かったです。
複数あったデモの中でネタ的に面白かったのが、MineCraftでDockerを制御してたやつ。
以上。